2008年、JFEスチール株式会社東日本製鉄所・京浜地区様の1CCにて、3月よりゲガ社製スラブ2次切断装置1基が、同2008年よりゲガ社製スラブ1次切断装置2基の計3基が本格的に稼働を開始しています。
このスラブ切断装置3基は、JFEスチール株式会社東日本製鉄所・千葉地区様に導入以来、日本国内では2例目の高圧・高速切断装置です。高圧酸素系統の配管類・バルブ類・ホース類などを含めて本装置は複合機器として高圧ガス保安協会(KHK)の正式認定を取得しています。
また本装置は、顧客様との詳細な技術協議のもと、顧客様独自の運転方案を考慮しながら、すべて自動運転方式を採用しています。と同時に、構成部分類の共通化に留意しながら、ゲガ社独自の安全性・保守点検および操業・操作の容易性などの設計思想が反映された最新型の切断装置となっています。
この最新型の高圧・高速切断装置は、従来からの安全性を維持しつつ、連続鋳造されるスラブ切断速度・能力の高速化を実現し、顧客様の生産能力増強計画に大いに貢献しています。
本年1月より、「LENZING TECHNIK社」の製品は、「STOMMEL+VOOS社」が取り扱うこととなりましたが、そのまま引き続き、弊社が日本側窓口となっております。