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2006年のトピックス

この2006年8月より、株式会社神戸製鋼所・神戸製鉄所様の5CCにてゲガ社製ブルーム切断装置が稼働しております。

一昨年より、顧客様と詳細な技術協議を繰り返しながら、顧客様のご要望に符合すべく、機能を網羅してまいりました当該ブルーム切断装置は、連続鋳造される特殊鋼を円滑且つ安定的に切断処理するために、ブルーム材にも拘わらず、同時に左右より切断するように2組の切断台車が搭載されております。

顧客様特有の運転方案は勿論のこと、すべて自動運転方式を採用しております。顧客様のこの連続鋳造ラインには、1次切断装置2基と2次切断装置2基が設置されており、さらに両ストランド共用の予備機1基も現地に保管されておりますので、定期的かつ安定的な保全・補修・交換作業が可能な体制が確立されております。さらには、構成部品の共通化に留意しながら、設計・製作されております。併せて保全性の簡易化にもゲガ社の設計思想が生かされております。

日本向けゲガ社切断装置の1号機は、1989年度に納入された株式会社神戸製鋼所・加古川製鉄所様4CC向けでした。そのときには、スラブ用切断装置として、実機2基と予備機1基、さらには1991年には同4-2CC向けとしてスラブ切断装置1基を導入いただき、今日に至っております。

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